長春館の二代目、加藤大太郎です。

父が長春館を開店したのが昭和53年。
その5年後、ようやく炭火焼肉が広がりをはじめて、
長春館にも常連さんができた頃、僕が産まれたそうです。

小学生時代

1983年7月10日、松代に産まれました。小学生時代、親の勧めでいろいろと習い事をやらされました。ピアノ、空手、少年野球、水泳と次から次へと参加してはみるのですが、なかなか熱中するところまではいかず、嫌々やっていた記憶があります。

ただそのなかでも私なりに一生懸命取り組んだのが空手と野球です。少年野球はキャプテンをつとめました。
かなり弱いチームでしたが・・・

 
 
勉強は負けても喧嘩は絶対負けたくないという気持ちを常にもっていた気がします…負けの方が多い気もしますが。そのせいで空手を始めました。

得意技はブラジリアンキック。今は無理。たしか6年生の時にテレビに出てリポーターと組み手をしてボコボコにした思い出が・・・加減を知らないくそガキでした。

中学生時代

思春期時代ですね。私の場合は特に反抗期などなかった気がします。先生にはよく反抗しました。無駄な抵抗でしたけど。

この頃から本格的に野球に打ち込みだしました。
毎日何百回も素振り、筋トレ、走り込みと努力した甲斐もあり
なんちゃって4番バッターに抜擢。

中学通算ホームラン数約1本・・・たったの1本です。
高めのボール球、今でもよく覚えています。
軟式野球でしたから飛ばないんですよね、言い訳ですが。

空手は全国大会2回出場。と言っても競技人口が少ないのか地区予選なし。2回とも一回戦負け。
かなり痛かったのを覚えています。

高校時代

長野商業高校に入学。そしてもちろん野球部に入部。なんと部員数は75人の大所帯。
春の選抜甲子園に出場してしまうくらいの強豪校でしたので部員も多かったです。
かなり厳しい環境でしたがレギュラーをめざして必死に練習しました。

バッティングは光るものがあったと思うのですが、守備が下手で下手で、イージーフライが取れません。
難しいフライは取れます。それじゃあ無理ですね。

なんと同学年にあの金子がいました。現オリックスエースの金子です。彼だけは別格でした。打ってよし投げてよし、センスの塊でした。3年間同じ釜の飯を食った仲というのは自慢です。応援してます。

この頃、高校2年の時から付き合いだした彼女が今の奥さんです。当時はかわいかったです。
女の子らしくて、今もかわいいです。(汗)

大学時代

神奈川にある横浜商科大学に入学。長野商業の指定校推薦で入学しました。

たった一人で知り合いも居ない、行ったこともない「横浜」の地に足を踏み入れ期待と不安でいっぱいでした。

新しい学生生活に胸を膨らます中、クラブ活動にはもちろん野球部…を考えていましたが、限界を感じていたため、思い切ってゴルフ部に入部。またまた4年間控えです。
聞いてみたら、みんな高校の頃からゴルフをはじめている人たちばかりだったので仕方ありません。

ですが4年生の時に初めてハーフ30台をマーク。この時は本当に嬉しかったですね。

ほとんど勉強をしなかったのを覚えています。ほぼパチスロ通いでした。ですがなんとか4年間で卒業できました。

社会人(現在)

大学を卒業して直に家業を継ぎます。いろいろと就活をしましたが特にやりたい仕事がなく家に入りました。創業33年の長野市では老舗と呼ばれている長春館。当時はそれほど深く考えていなかったのですが直に家業を継ぐことがのちに自分の自信を無くすこととは考えもしなかったです。

最初の2年間は接客の仕事をしました。
学生時代アルバイトで飲食店をいろいろと経験していたおかげで
すぐに覚えました。
 

 
そして2年後に厨房に入り最初の何か月はひたすらネギ切りをやり何回も指を切ります。
ですがこれもまたすぐに慣れて自分でもこんなに簡単でいいのか、
すぐに家業を継ぐのは良いことのように思うようになりました。

それでも周囲の人からよく言われているのは、
まず外に出ていろいろと学び苦労してから家に入るのが常識だということ。

父親が上司であるのはとても恵まれた環境にも思えますが、いつも戸惑いや葛藤があります。
親父が現役バリバリの社長で、親子関係と社長と従業員の関係を切り替えるのは難しいです。
また他の従業員との関係もあります。
みんな私より年上で私より父親と仕事をしている年数が長い人たちばかりでした。
常に親父と比較されてしまうところも厳しいですね。

…かなり悩みました。周りも認めてくれません。やめて違う仕事をしようと何回も考えました。
しかしそれは逃げじゃないか?
自分に与えられた試練として受け止め周りが何と言おうと自分なりに努力して結果を残そうと決心しました。

客観的によくよく「長春館」を見てみると、すごい焼肉屋ということに気がつきました。

ザガットで焼肉部門長野県1位獲得。全体でも3位。

芸能人の来客数は100人200人と数えきれません。有名どころでいうと、倖田來未、EXILE、B'z、パフィー、
福山雅治、桑田佳祐、安室奈美恵、浅田真央ちゃんはなんと3日連続で来店。まだまだいますが書ききれません。

安全や法律についてもきちんと対応しています。先日のユッケ事件で保健所が立ち入り検査に来たときも衛生基準は見事クリアです。厚生労働省が定める食品加工を行っています。地元のテレビ局も取材にやってきました。

そして何より、毎日たくさんのお客様がやってきて、満足して喜んで帰っていく…

そうです。悩んだ挙句にハッキリと気がつきました。
父親はこんな凄い焼肉屋を作ったんだ。僕もこの長春館をやりたい。

僕はもっとたくさんの方に長春館の焼肉を食べてもらいたいという気持ちでいます。創業33年一度も出したことのない食虫毒、安全安心の食材と何と言っても「味」です。どのくらい時間がかかるかわかりませんがこれから先長野から全国へとたくさんの方へこの「味」を届けていきたいという思いです。そして幸せな気持ちになってもらいたいと真剣に思っています。

うまく表現できないですが、とにかくもっともっとたくさんの方に食べてもらい一瞬でも幸せな気分になってほしいということです。そのためにはこれから先、長野市だけでなく都心部方面にも展開していきたいと思います。
学生時代を過ごした横浜へも進出できたらと思います。

そのためにも、まずはお客様とのコミュニケーションを大切にして、常においしいものを提供するという
基本を忘れずにやっていきたいと思います。

加藤大太郎

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